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January 31, 2006

ライブドアでしっかり働いている人にエールを

以前私はライブドアはネットが分かっていない?やっぱりライブドアはネットが分かっていない、でネット上の人達のことをライブドアという会社はわかっていないということを述べていた。結局ライブドアという会社が今回の堀江氏の逮捕事件で、ネットの仕事が主でなかったことが分かって、私の当時の批判はあたっていたのかなあと思っている。

しかし、よい面も今回の事件で気がついたので述べておく。

それは、今回の事件でライブドア関連のサイトにはアクセスが集中したと思われるのにまったくネット上のトラブルが発生していないことだ。これは、ライブドアのサーバを管理している部門の技術力を現している。そして、強制捜査などの異例の事態のなかでしっかり自分達の業務をこなしているということだ。同時期に処理能力不足で停止してしまた東京証券取引所のシステムとは大違いだ。

強制捜査の際には、東京地検特捜部は最初にサーバがある新宿・歌舞伎町のデータセンターを押さえたそうだ。だからマスコミが待ち構えている六本木ヒルズに捜査官がなかなか現れなかったのだ

特捜部はサーバのHDDを押収したそうだ。そのときに別のHDDへのデータコピーは許可されたので、サーバの機能は維持することができたようだ。それにしても、データが入っているHDDを押収されながら外部に対してそのサービスを停止しなかったのは大したものだ。

ライブドアのデータセンターの商売もとくに今回の件で打撃を受けたいないと聞く。お客さんの信頼もえているのだろう。マスコミではライブドアという会社をバッシングしているが、額に汗して働いている社員もいることを忘れないでほしいものだ。

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マスコミは科学だけではなく経済もわかっていなかった

ライブドアの強制捜査の時に逮捕もされていない堀江氏を犯人扱いするのは問題であると書いた。逮捕されたらもっとひどい。犯罪者には人権などないという感じの扱いだ。ひどすぎる。木村氏が日本は罪刑法定主義ではない?で法治国家にあるまじき報道の現実を嘆いているがまったくその通りだ。

堀江氏は法律を犯したと疑われるようなことを、本人も認めるような形で行ってきたと思う。はっきりいってそれはほめられた行為ではない。しかし、マスコミはその行為を持ち上げてきたという事実は今となっては変わらない。また、フジテレビとの争いのころから、ネット上では彼の行為を経営者としては失格だというような批判をしていた人もいた。私は堀江氏については評価すべき行動もあると思う。たとえば、自分の会社が強制捜査されているのに自社の報道部門は独立にこの件を報道すると社長として宣言した行為などだ。また、経営者としての能力もそれなりに評価に値すると感じてる。しかし、株主の利益を毀損するようなことを繰り返して会社の利益を得る行動は、法律に触れなくても経営者として失格だと考える。

マスコミをみていると、ライブドア、堀江氏に対する報道姿勢には3つのパターンがあると思われる。一つは、中立又は、推定無罪の原則に基づいてできるだけ今分っている事実だけを語ろうとするもの。
逮捕されたことで、まだ有罪になってもいないのに、勝手に犯人と決め付けて、どんな罪に問われているのかも分らず、とにかく批判しまくる。法律上問題ある行為も法律違反ではないが倫理が問われる行為も一緒くたにして批判するもの。
最後が、法律違反かどうかはあまり問題にせず、その倫理面を批判するもの。

中立な人は、これまでも中立だった場合が多いように思われる。そして、今まで持ち上げてきた人達が、逮捕されたことで批判しているように見受けられる。
倫理的に批判するためには、マスコミで堀江氏が持ち上げられていたときから、批判していないと、自己矛盾をおこしてしまうので少数派になっている。

マスコミでライブドア(堀江氏)へのバッシングを繰り返している人達は、人を評価するのにお金持ちかどうかだけで評価してしまたことを後悔しているのだろう。だからその裏返しとして逮捕されたことをもって批判しているのでしょう。ここでも自分の判断で行動していないことがバレバレなんだが、きっと本人達は気づいていないでしょうね。

今回の件では経済や財務についてそれなりの知識がある人達はネット上では、以前から堀江氏をマスコミのように持ち上げることはせず、おかしな点や、倫理的な問題点など指摘しています。ところが堀江氏を今まで持ち上げてきたマスコミの人達はただお金をもうけている経営者という点でしか堀江氏を見ていなかったようです。

日本のマスコミでは科学や技術に対して記者の知識が十分でないためのトンチンカンな記事によくお目にかかります。その理由とて、記者は一般的に文系で科学や技術は専門ではないからと思われています。私もそうだろうと考えていました。だから政治や経済の記事は大丈夫だろうと思っておりました。しかし、残念ながら、経済や財務に関しても似た状況にあったことがバレてしまったようです。

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January 27, 2006

既存メディアはITが嫌いなのか

ライブドアの役員4名が逮捕されて、堀江氏も社長を辞任した。新しく社長になった平松氏は、堀江氏が社長に復帰することはないと言っているようだ。さて、事件にかかわっていない大半のライブドア社員にはがんばってもらいたいものだ。

それにしても、マスコミのライブドアたたきはひどい。ライブドアだけではなくて、本社がある六本木ヒルズに入っている企業もひっくるめて悪く言っていみたいだし、その上同じ業種としてIT関連のベンチャー企業も悪く言っているようなところがある。

そもそもマスコミが勝手にライブドアをIT企業ととして取り上げただけで主たる収入で判断すれば投資会社のはずだ。このあたり、ただの販売会社である光通信を、IT企業のように扱ったときに似ている。

アメリカのITバブルのころ、IT企業はその成長性への期待から高い株価をつけていた。そのときの雰囲気を日本にも持ち込んで、その企業が何をやっているかはよく見ないで成長性が期待されて株価が高い企業をIT企業と呼んだのではないかと勘ぐりたくなる。実際IT企業の明確な定義があるわけではない。最近はどこの企業でもコンピュータやインターネットは使っている。

マスコミがライブドアをたたく理由は感情論としてはよくわかる。身内のニッポン放送、フジテレビをお金の力で支配しようとしたのだから、その恨みをこの機とばかりに返しているのだろう。しかし、IT企業全般をなにか胡散臭いもののように言うのは、真実を報道すべきメディアの役割を忘れているとしか思えない。感情的になる理由の一つがライブドアと似たような事業をしている印象がある楽天がTBSに対してライブドアと同じことを仕掛けたことがあるだろう。ライブドアも楽天もIT企業と呼ばれているので、そのままIT企業憎しになったのだろうか。

私は、その面が大きいと思いつつも、マスコミ全体にインターネットによる新しいメディアの登場に対する反発や恐怖感が、IT関連企業全体へのバッシングにつながっていると感じている。いま、新聞やテレビなどの既存のマスコミが喜んで解説しているライブドアの株主から搾取する形で利益を得る株の扱いなどは、1年前ぐらい、ちょうどライブドアとフジテレビがいろいろやっているころのネット上の情報をあさると見つけることができる。すでにそれなりの知識がある人たちが、リアルタイムでライブドアの胡散臭さを見抜いてネット上で指摘していたわけだ。そのころ既存のマスコミは堀江氏を持ち上げるばかりだった。これはメディアとしての実力で、一部分ではあるが負けたとみることもできる。

違う見方をしてみる。今、IT企業といわれるのは大体インターネットを活用した商売をしているところのようだ。そのような定義自体疑問なのだが、とにかくマスコミはそんな感じの定義をしているようだ。それでインターネットを使ったサービス業は広告主を取り合うと言う面で既存のメディアのライバルになる。このあたりもライブドアに絡めてIT企業という言い方でインターネットサービス会社をたたいているのではないだろうか。

インターネットがマスコミと利害が背反すると考えれば、マスコミがインターネット関連企業をたたくのは至極当然という見方もできる。まあ、報道の態度としての公正とか中立が実行できていない証拠でもあるな。そして、もう一つ、世間の雰囲気として新しいものに対する嫌悪感みたいなものもインターネットに関係するものをたたく材料になっているような気がする。

これは、サブカルチャーに対する扱いに似ている。テレビ、マンガ、アニメ、ゲーム、そしてインターネット。一説によると、儲かる産業になるまでは、たたかれるとか。
マンガやアニメが輸出競争力があって稼げることが分ってくると、かつて言われた子供に対する悪影響論は影をひそめてしまった。インターネットは早い段階でそれを活用して儲ける企業が出てきたので、悪く言われている期間は短くなると思っていたが、ここにきて風向きが変わったのかもしれない。

以前、100年くらい前に「野球害毒論」というものがあったことを紹介しましたが、100年後、今のIT(インターネット)バッシングはどうみられるのでしょうかね。

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January 25, 2006

次世代のテレビのつづき

昨日、古川氏が「Xビデオステーション」を知らないとのでは、というようなことを書いたら、なんと25日のブログで過去に「Xビデオステーション」のことを書いていることを指摘された。直接ブログで返答をもらえるとは思っていなかったので、びっくりするやら、うれしいやら。

それで、「Xビデオステーション」を知っていて昨日のブログ「放送に対する思い」を書いていることが分ると、内容の読み取り方が少し変わってくる。なにがちがうのか、私のつたない文章力では上手く表現できないが、そんな人が「通信・放送の在り方に関する懇談会」で発言してくれるというのが嬉しいという気持ちにさせられた。25日のブログを読んでも、私の言いたいことを、私より上手く主張してくれるだろうと期待してしまう。

やっぱり、古川氏って映像マニアだったのね。

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January 24, 2006

次世代のテレビ

「通信・放送の在り方に関する懇談会」というものがあるようで、委員の古川氏のブログ放送に対する思いで古川氏の考える今のテレビの不満とその解消方法が書かれている。私も古川氏のこの意見にはおおむね賛成だ。5年以上前に「家庭用放送サーバの功罪」こんなことも書いたりしている。実は、すでにそれを実現できる機器が売られている。

ソニー、8ch同時録画レコーダー「Xビデオステーション」これを使えば最大3週間分全てのチャンネルが保存できる。かなりマニアックな製品なのだが、一番安い機種だと10万円以下なので、購入を検討してもいいかなあと思ったりする。

それで、前述の古川氏のブログに書いてあるようなことはこの「Xビデオステーション」を使えばほぼ実現できる。古川氏がこの機器の存在を知っているのかいないのか。知らないなら、ぜひ試して意見を聞きたいところだ。私がちょっと疑問に思ったのは、国の懇談会なのに、このように現在売られている機器で可能なことを懇談会の事務局が調べて委員に報告するなどということは行われていないのだろうか。まあ、委員は専門家なのだから自分で調べればいいのかもしれないし、変に報告するとそんなことも知らないと思っているのかと、逆に反発をくらう危険性もあり、事務方としては難しいのかもしれない。しかし、現実問題として、うまく情報が提供されていないように感じる。実際、委員それぞれ得意な分野があるので全てにおいて知っていることは難しいだろう。

古川氏って映像マニアではなかったのね。マニアなら「Xビデオステーション」を知らないはずないから。

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January 23, 2006

センター試験、不良率0.1%は低いか高いか

2006年度の大学入試センター試験が、21、22日とあった。今年は初日に英語のヒアリングテストが初めて実施された。それでその実施方法として、ICプレーヤーを一人一台使って実施された。スピーカーなどを使うと座る席によって不公平がでるからだそうで、まあ、公平に実施しようとしたことは評価できる。

そこで、今回50万人あまりが受験して英語のリスニングテストの再試験となったのが500人弱、比率にして0.1%(1000人に一人の割合)だったことになる。機器の不良率としては低いほうだと感じる。ただ、今回は全数検査をしているので、そのことを考えると低いとはいえない。

さて、大学入試センターの人で「不具合の申し出はゼロだと思っていた。」などと能天気なことを言っている人がいたのが驚きだった。そんな考えでは不良率はさがらないだろう。

報道によると、予備校などの模試の時はもっと低い不良率だったそうだ。まあ、全体の台数も10万台のオーダーでの模試の話なので、今回の不良の多さは台数が多いからという理由ではないようだ。

私がすぐに思いついたのが、気候と職員の取り扱い。の2点だ。模試はもっと気候のよい時期に行われる。そもそもこの2日間は寒かった、温度が低いと電池も不良を起こしやすい。寒いところから暖かい部屋に機器を持ち込めば、結露が発生して電子機器を故障させる原因にもなる。冬場の湿度が低い状態では、静電気の影響も受けやすいだろう。いくら全数検査をしていても、検査後に不良になるものをゼロにすることはできない。私の経験でも工場で出荷検査をした後に不良の原因があったことがある。

もう一つの職員の取り扱いかただが、当然取り扱いが乱暴なら故障の原因になる。予備校の模試に比べて、センター試験の試験官の方が乱暴な可能性は十分にあると私は思っている。まあ、説得力のある根拠ではないが、経験からそう感じる。今回、静電気が発生しやすい服装をさけるなどの注意は行われたのだろうか。服装に関しては、受験生にもいえる。そこまで考えなくてはいけないという試験もちょっと問題だとは思う。しかし、50万人もあれば、1台や2台、受験生の静電気が原因で故障する機器があってもぜんぜん不思議ではない。

50万台の機器で不良をゼロにするには、1ppm以下の不良率にしなくてはいけない。2ppmで50万に1つだから。この数字はかなり困難なはずだ。非常に不良率が低い工場でもセット製品で不良率をppm管理できているところは少ないと思われる。とくに難しいのは、試験の最中の取り扱いも含めて、不良を1ppm以下にしなくてはいけないことだ。部屋の環境とか、扱う人間の服装とか、管理せずに達成は難しいと私は考える。

不良率ゼロは無理として、再テストを前提に公平になるような試験を工夫すべきだろ。この観点は重要だ。なぜなら、ICプレーヤーに不具合がなくても、再受験した方が有利であれば、再受験する受験生が大量に出てくる可能性があるからだ。

さて、大学入試センター大量の再受験に悩まされることにならなければよいのだが。

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January 20, 2006

二度あることは三度ある、そして三度目の正直

東京証券取引所(東証)のコンピュータシステムがまた止まった。昨年11月につづいて2度目、こんどは取引量が規定値を超えそうなので手動で停止させたそうだ。事前に予告も出しており前回よりはましだとは思う。しかし、脆すぎないか東証のシステムによると、計画外停止ということでシステム障害と同格のトラブルになるようだ。

昨年12月の株の誤発注で東証のシステムに問題があることが分かった。この誤発注を除いてもこの3ヶ月あまりで2度のトラブルということになる。これはどう見ても多すぎる。昨年11月のトラブルの時に電話局が火災になって銀行のオンラインが止まった時以来と書いたが、東証のシステムを銀行のオンラインシステムと比べるのは銀行に失礼だったようだ。

誤発注によって明らかになった問題を含めて3ヶ月あまりの間に3度のトラブルがあったわけだが、原因は発注側すなわち東証のシステムに対する考えの甘さだと思う。12月の誤発注で明らかになった流通量より30倍も多い株を売買できるなどの設計時の検討の不十分さ、下請けにマル投げする体質、そして、今回のトラブルを巻き起こしたシステムの処理能力の見積もりの甘さなど、どれも私は東証側の問題だと思っている。特に今回のトラブルは、システム投資をケチった結果と言ってよく、今までのようにシステムを作った富士通の責任にして言い逃れはできないだろう。

今回の件で、ハード的なバックアップシステムもないことが報道されているが、証券取引所がそんなことで大丈夫なのだろうか。今回の件で国際的な信用はかなり失ったと思われる。株式会社化するというので、節約しようとしてシステムにかける費用をケチったのだろうか。もしそうなら何が大切かもわからない今の東証の経営陣は、経営能力がないと言われても仕方がないだろう。
それとも、まっとうな株式投資をしていれば1、2日売買が停止してもこまらないはずだから、問題ないと考えているのだろうか。ディトレードなんかする投機家のことなど知ったことではないと。なら、そのことをはっきり表明しておく必要があるだろう。
皮肉はさておき、これを気に処理能力の増強だけでなく、ハード的なバックアップシステムをどこか距離的に離れたところにちゃんと整備してもらいたいものだ。

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January 18, 2006

BSEは第二のアスベストになるのか

TVのニュースでやっていたが今日でアメリカ産牛肉の輸入が再開して一ヶ月だそうだ。完全にアメリカの政治的な圧力に屈した形での輸入で、残念でならない。

BSE(牛海綿状脳症:Bovine Spongiform Encephalopathy)は潜伏期間が長いそうで原因になるプリオンを含んだ牛肉を食べてから10年も20年もたたないと症状が現れないそうだ。それで、ちょっと前に騒ぎになったアスベストによる肺がん発生を思い出した。行政の規制が後手に回った結果多くの被害者が出たこともなんとなくBSE発生国の牛肉輸入と似たものを感じる。

アスベストの被害は十数年前にかなり問題になった。それなりに騒がれ報道されたと記憶している。小学校の校舎などに使われていて、発がん性が問題になって、大慌て撤去した学校のニュースなど見た記憶がある。ところが今回アスベストが原因の肺がんで一般市民に死者が出、またまたニュースになったら、あちこちの学校でまだ撤去されていないアスベストがあることが沢山報道されて、私はちょっと驚いている。あの以前の騒ぎの時に全て取り除かれていなかったんだと。

以前、アスベストの発がん性が問題になって騒がれた時は、代替となる物質がないものに使われていた。そのために完全禁止にならなかったのだ。私なんかは当然代替物質が開発された段階で使われなくなると思っていたが、いったんのど元すぎると、熱さを忘れるようだ。今回はの騒ぎで禁止になるとは思うけど、行政ってぜんぜん継続性がないことがよくわかる。

ついでだから書いておくが、代替がないアスベストを使った製品の一つがブレーキだったと記憶している。自動車のブレーキで車軸に付いたドラムに押し付けてブレーキをかける部品に使われていたはずだ。これが厄介なのは使っているうちに磨り減ってくることで、つまりアスベストが削れて空気中に飛び散るわけだ。おかげで、日本ではだいたいどこでも大気中にアスベストは含まれいる。そりゃ、アスベスト扱っている工場の近くよりは濃度は小さいけど、それは肺がんになる確率が低いということだけで、ならないことではない。

そう、アメリカ産牛肉が、20ヶ月以下の若い牛なら、BSEの原因のプリオンが含まれている確率が低いというのと同じだ。

アスベストは十数年たって、被害者が沢山見つかって、大騒ぎになっている。あの時に無理しても完全禁止にしておけば随分違っていたに違いない。

さて、BSEについても、20年くらいたってから、あのときにアメリカににらまれても全頭検査して輸入しておけばよかったと騒ぎになっていなければいいが。

1/20:追記
アメリカ産の輸入牛肉から特定危険部位が見つかったそうで、全面輸入停止になったようです。しかし、ここまでアメリカがいい加減とは思いませんでした。異物の混入防止なんか品質保証の基礎でしょう。これでアメリカ産牛肉の信頼回復はかなり難しいでしょうね。当分輸入再開は無理ではなかと思います。まあ、BSE問題からすればよかったといえるでしょうけどね。

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January 17, 2006

ライブドア強制捜査の報道姿勢

昨日は、ライブドアへの強制捜査が耐震強度偽装問題のニュース価値を下げるために行なわれたということを書いた。そのような見方がネットで多くされるだろうということも書いた。その後様子をみていると、指摘しなかった各社の報道姿勢がみえてきた。この姿勢にもちょっと疑問を感じる。ガ島通信さんの捜索前なのに「ライブドアを強制捜査」NHKは誤報と認めずで指摘しているが、「推定無罪の原則」を無視したような報道姿勢が多いと感じた。

まず、ライブドアへの強制捜査が耐震強度偽装問題のニュース価値を下げるために行なわれたと考えた理由を説明しておく。それは、捜査が実行に移される前に報道されたことだ。これは、東京地検特捜部(昨日は警察と書いたが正確には違うようだ。ただ私の感覚ではほぼ同じではある)が報道機関に情報をリークしたことを物語っている。上記のガ島通信さんの記事でも記述があるが、日経新聞社長室は「準備していた原稿を手違いで早く送ってしまった。改めて令状をとったことを確認して訂正した」との説明をしているそうで、捜査前に原稿が書かれていたことを認めている。これはどこかから情報が入らなければできなことだ。
まあ、特捜部が捜査の様子を報道してもらうために事前に情報を流すことは、過去にもあったが、実際に捜査が始まる前に報道されてしまったのは、ちょっと慌てていたからではないだろうか。
なんらかの力が働いて、予定外の行動が行なわれた可能性を感じるわけだ。もちろんこれだけではなくて、朝から捜査に入るのではなくて、夕方に捜査に入ったことも朝刊の締め切りを意識したと行動と考えた。

さて理由の説明はこのくらいにして、本題のマスコミ各社の報道姿勢について。いつものことなのだが、警察が逮捕すると、逮捕された人が有罪犯という扱いで報道される。国によっては推定無罪の原則を厳しく法律で定めているところもあって、裁判で有罪が確定しないと、そんな報道できないところもあると聞く。
まあ、日本の警察は優秀で今まではあまり大きな間違い(冤罪による逮捕)は少なかったといえるかもしれない(皆無ではないのは確かだが)。しかし、これからは違うと考える。競争社会になり、治安は悪くなる上に、犯罪の背景や内容が複雑になって行くだろうから。

今回のライブドアの件は実はもっとひどい、逮捕もされていない堀江氏を犯人扱いで報道しているところがあるようだ。テレビ局各社は、昨年のニッポン放送の買収騒ぎで、堀江氏を恐れていたのかと感じる。だから、この機会に叩きにかかっているのだろう。マスコミの常套手段で、散々持ち上げておいて、奈落のそこに突き落とすという扱いがあるが、堀江氏もその洗礼を受けることになるのだろう。

しかし、批判するならともかくも、犯人扱いはちょっと行き過ぎだ。ここで冷静に堀江氏を扱えないということは、他の人も同じだと考える必要がある。つまり、自分自身が警察に嫌疑をかけられただけで、犯人扱いされるということだ。多くの人は悪いことなどしないから、大丈夫と思っているだろう。しかし、警察も人間、間違いは必ず起こる。その対象に自分自身がならないという保証はないことをもう少し冷静考えるべきだろう。

このことは、マスコミ各社や、そこに登場する人達についても言える。日ごろからしっかり報道する習慣をつけておかないと、いざ自分達が対象になった時にしっかり対処できないだろう。こちら風説の流布をみると、取材する側も、素人同然の前提知識でインタビューをしていることがわかる。有意義な情報を引き出すためにはそれなりの準備が必要なのだが、最近のマスコミ関係者はそのことも忘れているようだ。こんな状態では、何を伝えるべきかという冷静な判断をしているとは到底思えない。その場の思いつきをメディアを通して伝えているに過ぎない。井戸端会議で話をしているのと同じ感覚で報道しているのだろう。それでは、推定無罪の原則など考えるわけも無い。情けないが日本のマスコミのこれが現状だということだ。

ネットを使ってなんとかこの現状を改善できないものだろうか。しかし、記者会見で罵声を浴びせる記者を特定して名前を広く知らしめることで反省を則すことはできても、全体の報道姿勢を反省させることは難しいだろうなあ。なにかよいアイディアがないだろうか。

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January 16, 2006

なぜいまライブドアの強制捜査なのか

ライブドアについては、ネット企業なのにネットを知らないと書いてきた。やっぱり株で儲ける会社だったようだ。さすがに警察に強制捜査されるようなことをやっていたとは驚いたが。堀江氏はもっと上手に法律すれすれの手を使っていると思っていた。

さて、なぜこのタイミングで強制捜査が入ったかだ。おそらくネット上では多く指摘されると思われるが、明日すなわち17日に耐震強度偽装問題でヒューザーの小嶋社長が国会に証人喚問される。そのニュース価値を下げる為と思われる。もともと17日の阪神大震災の起きた日を選んだ時点でかなり怪しいと感じたのだが、今回の件で確信できた。
小嶋社長が「私が喋ると困る人が政治の世界に多くいる」というような事を言ったらしいが、おそらく本当なんだろう。

耐震強度偽装問題はうやむやの内に終わる可能性が高くなったということだ。これで建築業界の手抜き体質は改善されずそのまま残るということだ。日本の建築業界が国際的な競争力をもつチャンスをみすみす失ったということだ。まだまだ日本人は高い建築費で建物を買わなくてはならない状態がつづくのだ。
まあ、悪くなるのではないと良いように考えるしかないなあ。皆が建物の品質に関心をもったので多少は改善されることを期待しよう。

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January 01, 2006

今年の抱負

ブログを始めて、最初の正月。
あまりやったことはないんだけど、せっかくブログを書いているので、なにか新年の抱負を書こうと思う。そこで、他の有名どころのブログは何を書いているのかと、朝から見て回ったが、皆さんお忙しいようで、年末の記載しかないところが多い。まあ、午前零時をもって書き込みをするというのもマニアックだし、やっぱり夜落ち着いてからかくのかなあ。何人かは書き込みがあったけど、抱負とよべるものは一つしかみつけられなかった。内容が「無病息災」とIT業界のマニアらしくない内容たっだ。いや、そういう偏見はいけないなあ。

それで、私は大晦日からいろいろ考えていたのだが、次のものにすることにした。

「しっかり勉強すること」

コンピュータ関係の仕事についていると、業界の進歩についていくために、日々の勉強はかかせない。今年の抱負としては、もっと基礎的な部分の勉強をしっかりやろうと思う。どうも、自分の興味に流されて学ぶ内容を選んでしまう。関心があるほうが身に付くのでそのような行為自体悪いとは思っていないが、やっぱり全体のバランスも考える必要があるだろう。

最初は面白くないと感じる内容でも、やっていくと面白くなることは多い。特に知的なものは、少し理解が進むことで興味もわきやすい。とっつきは苦しくても、学ぶこと、考えることが楽しくなるまで、ちょっと我慢して勉強することを、今年は実践したいと思う。

さて、今年の年末、実践できなと胸をはれるといいのだが。

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