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April 13, 2006

長くつづくロボコンの条件を考えてみる

四月のTVの特番でROBO-ONE関連の二足歩行ロボットの競技会をやっていたが、ここのところ子供の理科離れ対策とも関連してロボコンばブームになっているようだ。ロボットを作っていろいろ遊(学)ばせる小学生向けの塾まであるようだ。

こちらの情報によると新しいロボコンを考えているところがあるようだ。新しいロボコンをそれなりに定着させるのは難しい。長年ロボットの競技会を見てきたものとして、一時的にブームになってもそれが持続するのは大変だ。

また、ここに書いてあるように長い間参加者が続くのは高校や専門学校の学生がどの程度参加するかによるところが大きい。ロボット相撲の大会などは、最初リクルート目的で初めたと聞いてる。対象は大学生だったのだが、今では高校生の参加者が圧倒的に多いと聞く。大学の場合、熱心に指導する先生は少ない、そのうえ長続きしないというのもある。私が推測するに長い間やっていると論文を書くネタが切れてくるのではないか。高校や専門学校は生徒の教育がメインだから、似たようなことを繰り返していても生徒が変われば教育的に意味がある。しかし、大学はそうはいかないと先生達は思っているのだろう。私は必ずしもそうは思わないけれども。

実は、熱心に行う高校生に大学生が勝てなくなるのが実情だったりするのかもしれない。現状多いトレーサ系のロボット大会や自立型ではない操縦するタイプのものでは、高校生の方が強くなる可能性は高いように思う。もう少し理論的に押さえないと勝てない競技を考える必要があるだろう。しかも、参加は容易でなくてはいけない。

いろんな意味で学生でも知恵と工夫で低価格で勝てるロボットを作ることができて、なおかつ、勉強になり、入門しやすく、奥が深い競技ができればベストなのだが、多分一つの競技でそのようなものを作ることは無理だろう。入門クラスを設けたり、複雑度でランク分けして、シリーズ化したりする必要があるだろう。

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