« February 2007 | Main | April 2007 »

March 01, 2007

疑似科学と報道と批判者の対応について

疑似科学とは科学的ではないのに科学のような体裁をもって主張されるいろいろな事柄というようなものだ。私が以前書いた血液型による性格占いなんかもその部類だ。最近はトンデモ本とか言った方が通りがいいかもしれない。まあ完全に一致しているわけではないが、と学会の人には疑似科学批判派の人が沢山いるから内容も自然とそちらが多くなるのだろう。

よく読んでいる理系白書ブログのこちらの日のコメント欄でブログの主の疑似科学関連の記事の話題がでている。

かつてブログの主の元村氏がゲーム脳を広めた犯人なのに謝罪しないことを批判している(本当に犯人なのかは私は確認していません)。それに対して自分が未熟だったことを認めたコメントをつけているのだから、本人はちゃんとわかっているのだと思う。まあ、過去の間違いをいつまでも責めていては、よい協力関係は得られないと私は思うのだが。疑似科学による被害を防ぐことより人を責めることを楽しみたいのだろう。ネット上ではこのような人がいるのは仕方がないことだ。

このコメント欄のやりとりを見て感じたことは、確かに謝罪することは大切だけど、謝罪しても結局同じようなことを繰り返す人も多い。私は謝罪の言葉よりもその後の行動を注目すべきだといつも思っている。同じ過ちを繰り返さない。自分のミスを反省してその後の行動に反映しているなら、たとえ謝罪の言葉がなくても許してあげるべきだと考えている。

疑似科学に批判的な人は、少し考えてみて欲しい。擬似でない正しい科学的な見方を広めたいなら、メディアを見方につけるべきだ。そのための啓蒙活動に手を抜くべきではない。過去の謝罪にこだわって対立するような態度を続けるのはあまり得策ではない。

一応疑似科学かまっとうな科学かの判定方法を説明しておきます。それは「検証可能かどうかです」疑似科学は検証できない主張が含まれれいるのです。今話題になっているものに当てはめてみてください。(検証可能の定義を厳密にする必要があるのですが、ここでは省略、機会があれば説明を試みたいと思います)

疑似科学のなかで超常現象的なもので今は科学的に解明されている例をいくつかあげ手おきます。少なくともこれらを超常現象として説明している本や番組は信用しないことです。
有名どころでは「こっくりさん」これは科学史にも登場するファラディによって解明されたと言われています。もう一つ「金縛り」こちらは原因は過去に書いたことがあるけどどこだったかな。

最後に、昔疑似科学だと思われていて今は、まっとうな科学になった例を一つ。それは「隕石」です。「空から石が降ってくるって、そんな馬鹿な!!」というのが昔の反応です。今で言えば「エンゼルヘヤ」みたいな扱いかな。で、空から石が降ってくるのは事実でした。だからまっとうな科学者は安易に完全否定をしない。完全否定をする人は、実は自分のロジックが疑似科学の人と同じになってしまう危険をもっていることを自覚していない人だと思う。そういう人はいつか擬似科学派に行ってしまう可能性があることを自覚して欲しいと私は思っているが、これがなかなか頑固なんだな。

おまけ:
今日の文章にでてきた以下の言葉を一つも説明できないようなら、疑似科学批判をする前に少し勉強した方がいいと思う。
トンデモ本、と学会、ゲーム脳、こっくりさん、金縛り、エンゼルヘヤ

| | TrackBack (0)

« February 2007 | Main | April 2007 »