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November 06, 2008

ROBO-ONE14回大会観戦記

10月11日、12日に二足歩行ロボットの格闘大会ROBO-ONEの大会が開かれた。毎回秋の大会は地方で行われるので見に行かないのだが、今回はROBO_JAPAN 2008 の中で行われたので横浜の開催となった。おかげで見に行くことができた。
試合の様子に関しては予選決勝3日目を見てください。

ROBO-ONEの大会を連続で見たのは今回が初めてのはず。ロボットの進歩という意味では1年間をおいたよりは少ないと感じたが、それは当然だろう。どんなロボット達がでてのか関心のあるところだが、今回予選の出場者リストを入手できなかった。会場にいた係りらしき人によると、ROBO_JAPAN 2008と同時開催ということであまりに多くの人がくるので準備しなかったと言われた。実は12日の決勝も出場リストは言わないともらえなかった。理由は、ロボットの名前も区別出来ない人が機械的とっていってもあまり役に立たないと説明された。判る人だけに渡すようにしているということか。まあ、分からないではない。できれば初日も同じ扱いで出場者リストが欲しかった。

今回も企画審査に、坂道を登れるかがあったようだ。13回のように皆の前で行うわけではなったが、すみの方で行っていたので見ようと思えばみることができた。今回は午前の部はあまり見ることが出来なかったので断言できないが13回の時のようにほぼ市販キットのままの出場は無かったようだ。予選課題は、音楽にあわせてのダンスと三回転ジャンプではなくて、三回の回転ジャンプだったようだ。この課題を完全にこなせなくても、回転ジャンプらしきものができれば予選は通ったようだ。もちろんダンスの方もそれなりに動かさないとダメだったとは思う。

今回の特色はとにかく大きなロボットが出てきたことだろう。優勝したオムニゼロ.7は20キロ近くあるそうで2名がかりで持っていた。他にも1.3mの規格いっぱいのものや、予選は通らなかったが、やっぱり規格いっぱいくらいの大きさで子供靴をはき子供の服を着たロボットもあった。

一応軽量級と重量級にわかれて、最後にそれぞれの優勝ロボットが戦って総合優勝をきめるという手順だった。

おそらく、今回オムニゼロが総合優勝したことで大きさの規格や作成費用に関していろいろ話題になるように思う
軽量級で優勝したキャバリエも最初は5キロほどあった大型ロボットだったが、大きさはあまり変えず軽量化をはかって3キロにしたもので、大きなロボットが勝ったということだ。特にオムニゼロは非常に高価な高トルクサーボを使用しているので、だれでも作れる価格ではなくなっている。同じ高トルクサーボでも不知火のように自作したサーボを使っているならまだしも、市販の高価格サーボを使われるとお金がないと勝てるロボットを作れないという話になってしまう。一応ホビストの大会であるのであまりそのような状態になるのは面白くないと考える人は多いと思う。
私は、実行委員長の西村さんが、対策を考えると言っていたので、すぐに大型ロボットが有利という状態にはならないと思っている。どうするかというと重量が重くなるにしたがって足の裏の大きさを制限して安定に歩かせることを難しくすようなことを行うと言っていた。これはかなり有効な方法だと思う。オムニゼロの操縦者の前田さんはロボットをよく動かす操縦者で、軽快に動くロボットをいつも作るのだが、今回は本当に必要最小限しか動かさなかった。私は実はそちらが真の勝因ではないかと思っていたりする。いままでは動かしすぎて自ら不利な状況になっていたこともあったのだが、今度は意識して動きを最小限にして有利に戦っていた。大きくて重いロボットだからそうできたのかもしれないが、私には今回は意識して勝つための操縦をしていたように見えた。

さて、スポンサー付きの大型ロボットばかりが出てくる決勝トーナメントになる日は来るのだろうか。年々部品の性能は上がっているので、いつかはリーズナブルな価格の高トルクサーボが登場してそのような日は来るような気はする。ただ、人気がそこまで続かず、どこかで費用をあまりかけずに勝てるロボットが登場してそちらに流れが行く可能性もあると思っている。

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